「就寝中に腹部周辺の衣服内温度を計測することで、女性特有の月経リズムに伴う二相性を把握できることを実証した」研究成果についてを、技術発表を行いました。本成果は、2024年にIEEE Accessに掲載された論文の内容に関するものです。
論文では、「衣服内で測定された腹部皮膚温が、口中(舌下)で測定された基礎体温と同様に、月経と排卵に伴う二相性パターンを示す」という体温生理学的な知見に焦点を当てています。しかしながら、被験者の皆さまとお話しする中で、ある重要な気づきがありました。それは、パナソニックが設計・試作したウェアラブルデバイスを使用できたことが、実は質の高いデータ収集に大きく貢献していたという点です。あるユーザーの女性は、毎晩下腹部にウェアラブルデバイスを装着して就寝するうちに、「体の変化を見守ってくれる、そっと寄り添うパートナーのような存在になった」と語ってくださいました。技術が単なる計測ツールにとどまらず、ユーザーの心に寄り添う存在となったことは、本研究における大きな発見の一つです。 ウェアラブルがひとつの触媒となることで、人々の心がつながり、より多くの笑顔が生まれる未来を想像すると、胸が躍ります。 詳細はこちらをご覧下さい: Panasonic Group /News Room/Japan コメントの受け付けは終了しました。
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3月 2025
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