「卵管内の動的環境を模倣して胚発育を促進する胚培養技術」と題して総説を寄稿しました。胚発育にとって最も良いとされる卵管内の自然な環境は動的であり、シェアーストレスや温度変化など様々な刺激を与えているため、現在主流とされている静的な体外培養環境とは大きく異なります。卵管の動的環境を模倣する新しい培養デバイスは、胚の発育を促進させ、妊娠率を向上させる可能性があることを総説としてまとめました。
村山嘉延、卵管内の動的環境を模倣して胚発育を促進する胚培養技術、別冊BIO Clinica vol.13 no.1, pp.85-89, 2024 Yoshinobu Murayama, "Embryo culture systems that improve embryonic development by mimicking the dynamic environment of the oviduct", BIO Clinica vol.13 no.1, pp.85-89, 2024 |
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