8月の修士論文中間報告会の次は、学部4年生達の卒業研究中間発表会です。 初めての発表会、緊張していますね!卒業して学士号を取得するために、卒業研究を履修する必要があります。これから社会へ巣立つ前に、卒業研究を通して大切な能力を育てることが目標となりますが、この必要な能力に関しては文部科学省では「学士力」として、経済産業省では「社会人基礎力」として詳しく説明されています。 生体生理工学研究室からは、伊藤君&沼畑さんが優秀発表賞を頂きました。お疲れさま。 こちらは、おまけ。
発表前夜に大学院生の指導を受ける卒研生たち、、、頼りになる先輩が居て良かった! みんなよく頑張りました。おつかれさまです。服部君もお疲れ様! M2の服部君が修士論文中間報告会に挑みました。
中間報告会は、フラッシュプレゼンテーション(3分)+ポスター発表という形式で行われる、修士号を取得するための関所です。修士号は、学会発表2件以上(うち1件は学術研究報告会を含む)、中間報告会、修士論文提出、修士論文報告会を行い、教授会の審査を経て授与されます。 学士号が「学習能力=自らの力で勉強・学習できる能力、課題解決力」であるとすると 修士号は「研究能力=答えのない未知の命題に対して、研究計画・実験・解析して結論を出す」の習得が求められるといえます。ちなみに博士号は、いわば研究のプロとして「研究費の委託を受け、研究テーマの選定から研究結果まで責任を持つ」能力と言えます。私の個人的な考えですが、博士号を取得するということは、他人とは異なる問題に孤独に取り組まなくてはいけなくなり、すなわち「他人に評価され、褒められる事をモチベーションとする」事が出来なくなります。孤独に耐える能力も必要となるのでしょうか? ということで、たこ焼き器を買ってきていきなりたこ焼き夕食。 勉強や研究だけでなく、"たこ焼き"の焼き方も教えてあげなければ。 これも、研究室ならではの真面目な取り組み方です。 社会にでる一歩手前、様々な状況に大人として対応できる方法を教えてあげるのも大切なこと。 食事中のお箸の持ち方、食べ方、話す内容等も大切なこと。 しかし!
たこも足りなかったので、当然の如く代わりにチョコレートやわさびが入ります。 不測の事態にどのように対応するのか!学生の反応を見て指導しているのです、、、 新卒研生の歓迎会をかねてのボーリング大会です!始球式&円谷のナイスフォーム ↓優勝者は、な、な、なんと!、とりはつ先輩でした。 ↓懇親会@暖や。先輩後輩の友情が育まれているようだ、、、↓ 大騒ぎして申し訳ありませnでした→沼畑さんはアルバイトご苦労様。 最後に、根本君!幹事ご苦労様でした。またボーリングやりましょう!
で発表してきました。 大学院生の服部君と、卒業生の吉田君(現・株式会社ニチオン)も一緒に参加。生田先生を捕まえて、恒例の記念撮影です。学会の先生方には、いつも突然のご挨拶にもかかわらず学生達を相手に大切な言葉を頂き感謝しています。学生達にとっては、とても貴重な体験となりました。ありがとうございました。 こちらも、当研究室で恒例となっているナイトセッションでの突撃タイム。 (LEFT)服部君は東大テーブルへ突入 (RIGHT)吉田君は阪大テーブルへ突入。大丈夫か!? とても勉強になり、刺激的な3日間でした。
また来年の学会に参加するために、1年間頑張りましょう! スウェーデン、ルーレオ大での研究内容が、ようやく論文になりました!
Stefan Candefjord, Yoshinobu Murayama, Morgan Nyberg, Josef Hallberg, Kerstin Ramser, Anders Bergh and Olof Lindahl "Combining Fiber Optic Raman Spectroscopy and Scanning Haptic Microscopy for Tissue Characterization" Medical & Biological Engineering & Computing, 2012, 印刷中 平成24年度の生体生理工学研究室が新たに卒業研究生12名を迎えてスタートしました!
今年度は、これまでの研究テーマに加え、被災地福島にいるからこそ出来る、 しなければいけない重要な教育課題に取り組む予定です。 考学→工学→貢学。 コミュニケーションと気付きを大切にして、モノづくりの原点を一緒に考えます。 これからの1年間、彼らが見せてくれる成長がとても楽しみです。 + 卒業研究発表会を終えました。 研究室に配属されて9ヶ月。堂々と発表する学生達の姿に確実な成長をみて、 皆で頑張って良かった!と努力が報われた瞬間でした。 卒業研究では、課題の設定から、課題解決のための実験デザイン、
実験器具の製作、プログラミング、測定と記録、データの細部に至る解釈、 そして、結論を導いて発表(論文執筆)する、全てをやり遂げてもらいます。 10ヶ月足らずの短い時間の中で、「自分で考え、自分で責任を持つ」までに 成長した彼らは、今後「自分の人生を自分の足で歩く」力を身につけたように思います。 今日は、卒業生が遊びに来てくれたので研究室が賑やかに。
在学生の研究を手伝うつもりが、いつの間にか真剣に、しかし楽しそうに。 学生達の話し合う声が、とても心地良いBGMのようだ。 + 毎年多くの学生が巣立つ研究室。 しっかりと工学的な知識&方法を身につけ、 将来を見据えた倫理観とぶれない信念をもって、 社会に漕ぎ出していってもらいたい。 あらためて、大きな責任を感じます。 そして、 もし挫折したときにはいつでも訪れて「また頑張ろう」と思える場所=研究室。 どうやら、いろいろと話したいことがあるようなので、 これから乾杯!街に出ます。 + BPELABが発足し、初めての冬。
こちらは8号館の研究室から見える景色。昨日、今年一番の雪が降りました。 雪が静かに降り積もるときは、自分の心臓の鼓動が聞こえるようで、 身が引き締まり頭が冴えてくる感覚が心地よい。 + 北海道よりも樺太島よりもさらに北、北極圏に近いルーレオ工科大学の標語は、 "Great ideas grow better below zero."" 冴えわたる知性を育てる環境が、大学高等教育においてとても大切であることを考えさせられる。 + |