Murayama Lab | 日本大学
  • HOME
  • PEOPLE
  • Research
  • Publications
  • Lab news
  • Contact

パナソニック株式会社 くらしアプライアンス社との共同研究成果がプレスリリースされました。

3/4/2025

 
「就寝中に腹部周辺の衣服内温度を計測することで、女性特有の月経リズムに伴う二相性を把握できることを実証した」研究成果についてを、技術発表を行いました。本成果は、2024年にIEEE Accessに掲載された論文の内容に関するものです。
論文では、「衣服内で測定された腹部皮膚温が、口中(舌下)で測定された基礎体温と同様に、月経と排卵に伴う二相性パターンを示す」という体温生理学的な知見に焦点を当てています。しかしながら、被験者の皆さまとお話しする中で、ある重要な気づきがありました。それは、パナソニックが設計・試作したウェアラブルデバイスを使用できたことが、実は質の高いデータ収集に大きく貢献していたという点です。あるユーザーの女性は、毎晩下腹部にウェアラブルデバイスを装着して就寝するうちに、「体の変化を見守ってくれる、そっと寄り添うパートナーのような存在になった」と語ってくださいました。技術が単なる計測ツールにとどまらず、ユーザーの心に寄り添う存在となったことは、本研究における大きな発見の一つです。
ウェアラブルがひとつの触媒となることで、人々の心がつながり、より多くの笑顔が生まれる未来を想像すると、胸が躍ります。
詳細はこちらをご覧下さい:
Panasonic Group /News Room/Japan
NHKニュースでも取り上げていただきました:
関西NEWS WEB/ パナソニックがフェムテック参入へ

Young Investigator Awardを受賞しました

12/14/2024

 
第58回 日本生体医工学会東北支部大会(東北大学)において、石田愛乃さん(博士前期課程2年)がYoung Investigator Awardを受賞しました。日本大学工学部、東北大学加齢医学研究所、株式会社カネバンの共同研究で、発表演題は「交配後に母親マウスが示す体温変動リズムは初期胚発育を促進させる可能性がある」です。石田さん、おめでとうございます。

IEEE Accessに論文が掲載されました。

11/30/2024

 
ウェアラブル機器を用いた体温測定に関する論文がIEEE Access(米国電気電子学会のオープンアクセスジャーナル)にアクセプトされました。論文の詳細に関しては、来年早々に技術発表する予定ですのでしばらくお待ちください。
Y. Murayama, Z. Tang, K. Saito, T. Nakano and M. Mitsui, "Monitoring Basal Body Temperature Rhythm: Abdominal Skin Temperature Measurements Taken during Sleep as Simpler Alternative," in IEEE Access, vol.12, pp.182374-182385, 2024
https://doi.org/10.1109/access.2024.3511341​

Applied Sciences誌に論文が掲載されました

8/20/2024

 
交配の成立(受精)とともに雌マウスの体内深部温度のゆらぎに生じる変化について詳細に調べた研究成果がApplied Sciences誌に掲載されました。受精後5日間の体内深部温度の変動は、ヒト生殖補助医療における体外培養期間(体外受精から胚盤胞へ発育するまでの5日間)に相当します。受精卵にとって本来あるべき自然な環境は、受精卵にとって最も優しい温度のゆらぎである可能性が高いと考えられており、受精卵の新しい培養法の開発に繋がることを期待しています。
Yoshinobu Murayama, Tomoki Abe, Zunyi Tang "Temperature Dynamics in Early Pregnancy: Implications for Improving In Vitro Fertilization Outcomes" Applied Sciences, vol.14, no.16, article number 7392, 2024

別冊BIO Clinica慢性炎症と疾患に総説を寄稿しました

6/28/2024

 
「卵管内の動的環境を模倣して胚発育を促進する胚培養技術」と題して総説を寄稿しました。胚発育にとって最も良いとされる卵管内の自然な環境は動的であり、シェアーストレスや温度変化など様々な刺激を与えているため、現在主流とされている静的な体外培養環境とは大きく異なります。卵管の動的環境を模倣する新しい培養デバイスは、胚の発育を促進させ、妊娠率を向上させる可能性があることを総説としてまとめました。
村山嘉延、卵管内の動的環境を模倣して胚発育を促進する胚培養技術、別冊BIO Clinica vol.13 no.1, pp.85-89, 2024
Yoshinobu Murayama, "Embryo culture systems that improve embryonic development by mimicking the dynamic environment of the oviduct", ​BIO Clinica vol.13 no.1, pp.85-89, 2024

Lab on a Chipに論文が掲載されました

12/2/2023

 
米国ジョージア工科大学 Prof. Shuichi Takayama研究室における共同研究テーマのひとつである、マイクロ流体デバイスを用いて肺水腫の気道上皮細胞損傷モデルを作成した研究成果が学術誌Lab on a Chipに掲載され、雑誌表紙にも採用されました。
Hannah L. Viola, Vishwa Vasani, Kendra Washington, Ji-Hoon Lee, Cauviya Selva, Andrea Li, Carlos J. Llorente, Yoshinobu Murayama, James B. Grotberg, Francesco Romanò, Shuichi Takayama "Liquid plug propagation in computer-controlled microfluidic airway-on-a-chip with semi-circular microchannels" Lab on a Chip, vol.24, pp.197-204, 2024

IEEE Region 10 Annual Meeting

3/6/2023

 
コロナ禍がようやく落ち着きを見せ始め、3年ぶりとなる海外出張はHo Chi Minh City, Vietnamでした。思いがけずSendai SectionのPrimary delegateとしてIEEE Region10 Meeingに出席させていただきましたが、その幸運には続きがありました。w/IEEE President & CEO Prof. Saifur Rahman.

IEEE Japan Medal

12/12/2022

 
IEEE Senior Member昇格にともない、IEEE Sendai SectionよりJapan Medalの贈呈を受けました。
写真
日本における電気技術の先覚者、平賀源内先生の肖像デザインのJapan Medal。
写真
IEEE Sendai Section Chairの山田博仁教授(東北大学)よりJapan Medal の贈呈を受けました。
​IEEE は “アイ・トリプル・イー” と読み、Institute of Electrical and Electronics Engineers の略です。アメリカ合衆国に本部を置く、人類社会に有益な技術革新の前進に貢献する世界最大の専門家組織とされており、世界160ヵ国以上、40万人を超える会員が所属しています。IEEE 488 (GP-IB)、IEEE 802.3 (LAN)、IEEE  1394 (FireWire)などが有名で耳にしたことがあるかと思いますが、これらはIEEEにより策定された標準規格(スタンダード)です。
IEEE Senior Member への昇格には、次の条件が必要とされています。詳しくはこちら。
  • IEEEが指定した分野内の技術者、科学者、教育者、技術経営者または創立者とする。
  • 最低10年の専門的実務経験がある者とする。
  • その10年のうち最低5年間、優れた功績を残していなければならない。
  • 加えて、Fellow、Senior Member、 又はHonorary Memberの資格を持つIEEE会員3名からの推薦状(References)が必要である。

ベストプレゼンテーション賞受賞(ITヘルスケア学会)

10/16/2022

 
ITヘルスケア学会 第15回学術大会において、「就寝時腹部皮膚体温を用いた排卵日予測」に関する研究を発表し、ベストプレゼンテーション賞を受賞しました(詳細はこちら)。尊敬する大会長・山下和彦先生(東都大学)より直々に賞状をいただき、益々頑張らなければと背筋が伸びる思いでいます。Femtech(フェムテック)への関心の高まりを実感するとともに、私たちの研究がお役に立てていることを知り、学生たちにとっても大変良い励みになったようで嬉しく思います。
研究研究者の北沢眞澄様(キューオーエル株式会)、豊谷純先生と植村あい子先生(日本大学生産工学部)、基礎体温計測推進研究会(研究会ホームページ)の皆さまに御礼申し上げます。
本研究内容について詳しく知りたい方は、こちらをご覧下さい。
Award winning @ Japan Society of IT Healthcare 15th annual meeting
写真

Reboot: BPELAB再起動します

4/1/2021

 
BPELAB生体生理工学研究室は、次世代工学技術研究センター(工学部65号館)に研究室を移すことになりました。まだまだコロナ禍真っ只中ではありますが、先進的な設備・機器を備えた研究施設にてこれより本格的に研究活動を再開いたします。新しい居室からは、日大の美しい桜並木を見下ろすことができます。
<<前へ

    Categories

    すべて
    Activities Abroad
    Award
    Conference
    Georgia Tech
    Lab Diary
    Research

    Archives

    3月 2025
    12月 2024
    11月 2024
    8月 2024
    6月 2024
    12月 2023
    3月 2023
    12月 2022
    10月 2022
    4月 2021
    3月 2020
    5月 2019
    4月 2019
    2月 2019
    11月 2016
    6月 2014
    8月 2013
    12月 2012
    11月 2012
    9月 2012
    8月 2012
    7月 2012
    6月 2012
    5月 2012
    4月 2012
    2月 2012
    1月 2012

    BPELAB

    RSSフィード

BPELAB (Bio-physiological Engineering Laboratory)
Associate Professor - Yoshinobu Murayama
Department of Electrical and Electronics Engineering
College of Engineering, Nihon University
村山嘉延/ 生体生理工学研究室/​日本大学工学部
Copyright © 2019
  • HOME
  • PEOPLE
  • Research
  • Publications
  • Lab news
  • Contact