卒業研究発表会を終えました。 研究室に配属されて9ヶ月。堂々と発表する学生達の姿に確実な成長をみて、 皆で頑張って良かった!と努力が報われた瞬間でした。 卒業研究では、課題の設定から、課題解決のための実験デザイン、
実験器具の製作、プログラミング、測定と記録、データの細部に至る解釈、 そして、結論を導いて発表(論文執筆)する、全てをやり遂げてもらいます。 10ヶ月足らずの短い時間の中で、「自分で考え、自分で責任を持つ」までに 成長した彼らは、今後「自分の人生を自分の足で歩く」力を身につけたように思います。 今日は、卒業生が遊びに来てくれたので研究室が賑やかに。
在学生の研究を手伝うつもりが、いつの間にか真剣に、しかし楽しそうに。 学生達の話し合う声が、とても心地良いBGMのようだ。 + 毎年多くの学生が巣立つ研究室。 しっかりと工学的な知識&方法を身につけ、 将来を見据えた倫理観とぶれない信念をもって、 社会に漕ぎ出していってもらいたい。 あらためて、大きな責任を感じます。 そして、 もし挫折したときにはいつでも訪れて「また頑張ろう」と思える場所=研究室。 どうやら、いろいろと話したいことがあるようなので、 これから乾杯!街に出ます。 + BPELABが発足し、初めての冬。
こちらは8号館の研究室から見える景色。昨日、今年一番の雪が降りました。 雪が静かに降り積もるときは、自分の心臓の鼓動が聞こえるようで、 身が引き締まり頭が冴えてくる感覚が心地よい。 + 北海道よりも樺太島よりもさらに北、北極圏に近いルーレオ工科大学の標語は、 "Great ideas grow better below zero."" 冴えわたる知性を育てる環境が、大学高等教育においてとても大切であることを考えさせられる。 + |